水彩絵具の使い方? 初心者にもわかりやすく道具を徹底解説します。

1、透明水彩と不透明水彩の違い

いま、巷で流行っているのが透明水彩です。

これは、字のごとく、下に描いたものが透けて見えます。

その色と色の重なりが美しいのです。

また濡れた状態で隣に別の色を置くと、微妙に

混じりあい、人間の思惑とは違う水の力の美しさです。

こうして、水遊びをして、水とお友達になりましょう。。

これを、ウエット イン ウエットと呼びます。

こういう技法でにじみやぼかしを多用して、

透明水彩を一般的にしたのが、永山裕子さんですね。

不透明水彩は、不透明なので、前に描いたものを

消すことが出来ます。

下書きが無くとも大丈夫です。

子供の時に、使った水彩絵の具です。

失敗が許されないので、透明水彩は最も難しいとされています。

米国に留学した知人から聞きましたが、油絵とかを

学んでからやるそうです。

ですから、最初は綺麗に出来なくとも当たり前。

落ち込まないようにしましょう。

失敗した場合、紙は絶対に捨てないで

取って置きましょう。

私はその上にパステル、またアクリル、ジェッソを

塗ったりして、失敗した絵を再生させます。

また、そこから楽しい別のアートが生まれます。

水彩紙は高いので、なるべく生かしてあげましょう。。

失敗という言葉はないのです。。

これはとても大切なことですが、絵具は毒性があります。

もちろん、油絵ほどではありませんが、それでもあります。

終わったら必ず、手を洗ってください。

特に、お子さんの場合は大人が付いて注意してください。

筆先を舐めて尖らす癖は、止めた方が良いです。

私は水墨画をやっていましたが、先生が口先に筆を

含んで尖らせていました。

余談ですが、明治天皇のお父さん、孝明天皇は筆先を

舐める癖があり、そこに毒が塗られており、

暗殺されたという説があります。

おっ!!こわ。。

2、水彩紙、安価でお薦めの紙

紙ですが、最初は色々試してみるのも面白いです。

私も最初は高い紙は敬遠して、安い紙から試していきました。

しかし、何といっても、永山裕子さんお薦めの

アルシュはベスト1です。

アルシュという紙は不思議です。

下手な絵まで、素敵に見せてくれます。

アクリル絵の具も、アクリル用の紙が販売されていますが、

それでもアルシュが良いそうです。。

紙はどれも厚さは300g以上が良いです。

ただ、高いので、初心者はワトソン紙あたりがお薦めです。

ワトソンは使いやすいですが、マスキングをするときは

止めた方が良いです。あまり丈夫ではないです。

ウオーターフォードという紙も良い紙です。

美人画で有名な松林淳さんは、こちらの紙を好んでお使いです。

ウオーターフォード紙は、絵具を内部に染み込ませます。

ワトソン紙は中には余り入りません。

ですから、簡単に描いても拭き取れます。

例えば、波とかを描く手法として、一旦塗ってから、

筆で拭き取るというのがあります。

直ぐに処理すれば、何とかなりますが、時間が経った場合は、

染み込む紙は難しいです。。

私のお薦めの紙は、実は中国産です。

「宝虹牌全棉水彩本」という紙で中目と細目があります。

アルシュのような仕上がりで、墨もとても綺麗に出ます。

以前はアマゾンで買えましたが、いまは直接購入のようです。

とてもお安くて、練習には最適でしたが。。。

http://www.kantu.com/tk7971066i520676207319.html

紙は、粗目、中目、細目とあります。

アルシュだけが、細目が中目になり、

細目は極細という表記になります。

慣れた方で風景画などを描く方は、粗目を使います。

アルバロ・カスタネット氏などは、水墨画のように一気に描きます。

紙が粗いので、筆一本でスピードを上げて、

引くだけで、塗り残しが出来て、海の中がキラキラと

波が光っているように見えます。

私は時々パステルとかを使うので、大体細目を使います。

これは好みです。。

紙は最初はブロックタイプがお薦めです。。

そのまま描いて、終わったらナイフで切り離します。

最初は水張りは面倒かと思います。

3、透明水彩絵の具はどのメーカーがいい?

沢山のメーカーがあり、迷います。

ホルベインの透明水彩、18色が無難と思います。

ターナーの透明水彩も単一顔料から出来ているので、

とても綺麗だと聞いたので、購入して試してみてます。

慣れてきたら、シュミンケやウインザー&ニュートンなどの、

外国産の気に入った色を淡色で購入すると良いでしょう。

お花などには、とても綺麗なお色があります。

他に、絵具を塗ると粒粒が出る絵具があります。

そちらはまた、ご紹介しますね。

絵具はチューブと固形がありますが、チューブをお薦めします。

というのは、透明水彩は無数の描き方があります。

その一つに、大量の水で絵の具を溶いて、薄く塗って、

何度も塗り重ねていく方法があります。

その場合、チューブの方が遥かに使いやすいです。

水彩は絵具よりも、紙で決まると言っても良いです。

4、透明水彩 パレット

30色以上、並べられるアルミパレットや、

100円ショップのパレットもあります。

最初は100円ショップのパレットで十分です。。

パレットも汚いまま使う方や、綺麗にしてから使う方まで、

人それぞれです。

色の並べ方は、上右から(ホルベイン)

私は100均のパレットに右から並べてみました。

1、パーマネントイエローレモン

2、パーマネントイエローデープ

3、バーミリオンヒュー

マスを一個空けます。

4、ローズマダー

5、クリムソンレーキ

6、ジョーンブリヤンNo,2

7、イエローオーカー

8、バーントシェンナー

9、バーントアンバー

10、パーマネントグリーンNo,1

11,パーマネントグリーンNo,2

12、ビリジャンヒュー

一マス空ける

13、コンポーズブルー

14、コバルトブルーヒュー

15、プルシャンブルー

16、ミネラルバイオレット

17、チャイニーズホワイト

18、アイボリーブラック

5、透明水彩と筆 高い筆が良いの?

これは、高い方が良いと皆様、高い筆を購入します。

教室に行くと、そういうのを見てびっくりしたりします。

でもほとんど関係ないです。

水墨画は筆は関係します。

でも水彩画は???です。

友人も2万円の筆を購入したけど、必要ないと。

安いアクリル用と筆と面相筆だけで描いている

作家さんもいます。

基本大・中・小の三本

1、広い面を描く、「ブラック・リセーブル シリーズ700R」22号

2、色面も細めの線も描ける「ブラック・リセーブルSQ」3号

3、細かい描写用の「ニューセーブル シリーズ3100R」4号

3本共に、ホルべリン

他に、ふき取り用 リセーブル「シリーズ500H」2号 ホルベリン

日本画用の筆を好む方も多いです。。。

即妙「中」(宮内不朽堂)

右側は、特殊な筆です。

ただ、デザイン用の面相筆はとても便利です。

サインとかも綺麗に出来ます。

後、筆洗は何でも良いです。

スケッチに行くときは、ペットボトルとかで代用します。

さあ、次回はいよいよ、具体的に絵具を置いていきましょう!!

ABOUT US

akemiart絵描き
 文化服装学院ファッションデザイン科卒。20代の頃はファションデザイナー。和服からドレスを外国人に販売。   和服を提供したのが、パリに禅を広めた弟子丸大仙の親戚。海外の方がZenに興味を持っていることに驚く。1年西欧に滞在して哲学や宗教の大切さを痛感。  帰国し、電子式パイプオルガンの装飾などを手掛ける。音楽雑誌や新聞に紹介もされる。  結婚と同時に僧籍に入りました。密教、古神道、易の本筮法、九星、家相、手相、姓名学を学ぶ。    その後、病気を経験。  池袋メトロポリタンで、易カウンセラーとして、1万人の人生相談に乗る。  この頃、病気のお蔭で二度目の最愛の人と出会い、僧籍離脱 還俗しました。海外旅行をしながら絵を描き始める。  様々の画材で絵を描き始め、沢山の賞を頂く。  ドイツでは、ワインラベルとなって販売されている。  絵と詩のコラボも始め、自分も詩を書くようになり、メキシコでは、108人の世界の詩人たちと一緒に紹介されて本になる。