笹本正明塾 彫塑からデッサン 立体

笹本正明塾 彫塑作り 体で学ぶ

 

笹本先生は、

本当に素晴らしい教え方をして下さいました。

 

 顔を粘土で、丸い球体であることを、

教えようとしました。

その下に骸骨がるのです。

 

 

最初は、ETのような感じです。

 

 

漸く人間になりました。

 

完成したものに、光を当てて、

影も見ながらデッサンをしていきます。

 

 

笹本正明先生のデッサンへの言葉

 

素晴らしいことばなので、シェアします。

 

 

まず、大切な事を最初に言います。

【基礎的な物事を教えるのはとても難しく、
逆に言うと、基礎的な物事を習得するのはとても難しい】

という事です。

そして、

【習得が難しい基礎的な物事を身につけるのが、
もっとも大切な事である】

という事です。
皆さん、これ大きく紙に書いて貼っておいてください。

前回前々回の画塾で、紙粘土を使った授業をしたのは、
この大事な事を飲み込んで貰いたかったからです。


【人体頭部は「円柱」の上に「球体」が
乗っかった単純な形である。】

僕の授業はまず、ここからスタートしました。
人物デッサンをする時は絶対にここを忘れないでください。
そして、

【三次元の立体には、線は存在しない】

という事です。これも忘れないように!

立体造形の写真を白黒に変換して比べてみると、
何がいけないか、すぐに分かりますよね。

そう、線で一生懸命に描いても上手くいくわけないんです。

もう一度いいます。

しつこく言いますよ。

皆さんの骨身に染みるまで言います。


【人体頭部は「円柱」の上に

「球体」が乗っかった単純な形である。



そして、三次元の立体には、線は存在しない】

なんなら、人物デッサンをする時は【円柱の上に球体が乗っかった図】と、

みんなで一緒に作った【単純な形をくっつけて作った初期頭部の図】を、

下に描いて、それからデッサンを初めてください。



ドラード塾で(甲府の塾でもやったけど)、

何故、造形作業をしてもらったのか、

それには大切な大切な意味があるんです。

他の画塾では絶対にやらない、

すんげー貴重な授業だったんだからね。




【単純な形をくっつけて作った初期頭部】の画像もあげておきます。

さて、ご自分のデッサンに、

思いっきり練りゴムをかけて、

うっすら見えるぐらいまで消してください。

そして2Hの鉛筆を手に取ってください。

その鉛筆で「円柱の上に球体が乗っている造形」

の印影を、少しずつつけていってください。



眼や鼻、口を描きたくなったとしても、


2H以上の濃い鉛筆は絶対に使ってはいけません。

少しずつ少しずつ、

「眼の造形(それは球体の一部である、

という事は教えましたよね)」

の調子を入れてゆく事。



何度も言いますが「三次元に線は存在しない!」

これ呪文のように唱えながら描く事。


はい、基本は「円柱の上に球体が乗っている」ですよ!


忘れないでね。


これも呪文のように唱えながら、

2Hの鉛筆で調子をつけていってくださいね。


さてさて、そうは言っても、

少し濃い色をつけて、

人物の表情をはっきりさせたくなりますよね。




そしたらHBの鉛筆を使いましょう。


Bとか2Bは使わないでね。


4Bなんか、もっての外!


笹本塾の人物デッサンで4B使ったら即破門!(嘘)




HBの鉛筆を軽く持って、優しく、少しずつ、

眼や鼻、口の表情をつけてください。


「うまくいかない」と思ったら、ためらわずに練りゴムかけてください。

もう何度もしつこく言うけど「線は存在しない」んですからね。

    *

紙は平面だけど、

その内「紙の中が空間のように感じられる」

時がやってきます。


何度も何度もデッサンの修行を積むと、

「平面が三次元の空間のように」

感じられる時が来るものです。



そうなったらしめたもの。



(しかし、その境地に到達するには、

血の滲むような努力が要ることをお忘れなく)



まあでも、独学でやったら、

その境地に到達も出来ないんだけどね。



僕はもう繰り返し繰り返し、粘り強く、

この境地を体感してくれるようになるまで、

ビシビシ指導してゆく所存であります。



ABOUT US

akemiart絵描き
 文化服装学院ファッションデザイン科卒。20代の頃はファションデザイナー。和服からドレスを外国人に販売。   和服を提供したのが、パリに禅を広めた弟子丸大仙の親戚。海外の方がZenに興味を持っていることに驚く。1年西欧に滞在して哲学や宗教の大切さを痛感。  帰国し、電子式パイプオルガンの装飾などを手掛ける。音楽雑誌や新聞に紹介もされる。  結婚と同時に僧籍に入りました。密教、古神道、易の本筮法、九星、家相、手相、姓名学を学ぶ。    その後、病気を経験。  池袋メトロポリタンで、易カウンセラーとして、1万人の人生相談に乗る。  この頃、病気のお蔭で二度目の最愛の人と出会い、僧籍離脱 還俗しました。海外旅行をしながら絵を描き始める。  様々の画材で絵を描き始め、沢山の賞を頂く。  ドイツでは、ワインラベルとなって販売されている。  絵と詩のコラボも始め、自分も詩を書くようになり、メキシコでは、108人の世界の詩人たちと一緒に紹介されて本になる。