透明水彩の描き方 不透明水彩 人物初心者

こんにちわ。

前回は、薔薇の淡い描き方をレクチャーしました。

最初に、水を塗って、その上に絵具を置く。

また、葉などを絵具で描いた後、

スプレーをかける。。

そうすると、面白くにじみが広がって、

水彩画独特のぼんやり感が出ます。

そして、

どのお花が主役になるか?

それも絵によって、変わってきます。

今日は、前回の絵に人物を入れていきます。

人物が主役になるので、

明暗の構図も変わってきます。

1、透明水彩の描き方 人物初心者

人物は難しいので、最初はトレースしましょう。

写真から描く場合は、輪郭線をトレースしましょう。

トレースの仕方は、裏に濃いめの鉛筆をぬって、

ティッシュで伸ばし、

赤いボールペンでなぞってください。

本格的描こうとすると、頭がい骨からの説明になります。

でも、そう簡単には理屈を聞いても描けないので、

こういう形で描いていくと、

段々上手になると、わかってきます。

人物は1ミリでも雰囲気が変わります。

また、それが楽しいところです。

さあ、それではいよいよ、人物のレクチャーを始めましょう!!

一応、お顔のバランスです。

下記の画像のように、

イエロー系とクリムソンレーキを混ぜたものを塗っていきます。

次に右手の髪の毛と接する部分を

プルシャンブルーで暗くします。

手も同様に

イエロー系とクリムソンレーキを混ぜたものを塗っていきます。

次に眉と目の部分を

バーントアンバーで描いてみます。

日本人女性なので、少し平面的にとらえています。

外国人とは、鼻と目の奥行が全く違います。

画像は外国人を描いたものです。

2、透明水彩の上に不透明水彩 人物

ここで、私独特の描き方をご紹介します。

不透明水彩の白を顔と手に塗ります。

こうすることで、独特な東洋人の美しさが出ます。

おしろいを塗るような感覚です。

その後に、目や髪を描いていきます。。

目は一本調子にならないようにします。

唇も上唇が、ひさしの役割をしますから、

暗くなります。

鼻は一番顔の中では高いので、

光が当たっているところを塗り残します。

3、透明水彩描き方 人物 全体の構成

大体描き終わったら、全体を調整していきます。

首は暗くなるのですが、

薔薇のピンクが映っていると考えて

クリムソンレーキの薄いのを、

顎から首にかけて塗ります。

こうすることで、またお顔の立体感も出ます。

全体を見ると、額のあたりは葉の影が出ますから、

暗くなります。

バーントシェンナーを薄くして

影を入れます。

首は実際は、暗くなるので、薄くブルー系をかけます。

髪の毛も首にかかっているところが

最も暗くなります。

顎の下をもう少しだけ暗くすると、

顔の立体感が出ます。

首との奥行です。

髪の毛は、少しばらつかせることで、

自然の雰囲気が出ます。

4、透明水彩人物 最後の仕上げ

細かく、仕上がってくると、段々ここをこうしようと

見えてきます。

手がぼやっとしています。

そこで、バーントシェンナーの薄い色で少し輪郭線を描きます。

この場合、奥行感を出すために、

小指に近い指は、シルエット風に描きます。

爪も少し描きます。

爪の甘皮の部分も軽く描きます。

そして、また客観的に全体を見ます。

そうすると、下の方が白い余白があります。

お花だけの時は、

余白が素敵だったのですが、

人物を描いていくと、

顔だけがにゅっと出てる感じがします。

そこで、薄いプルシャンブルーとバーントシェンナーで

なんとなく、人物の肩ぽく、

薔薇の葉っぱのような感じで入れていきます。

これで、顔と体が繋がりました。

そして、また良く見ます。

今度は頭の部分が変だな?

と気がつきます。

それで、薔薇の枝のような感じで、

頭の境界線をほんの少し入れます。

それで、そこに頭があるという認識を脳がします。

 

 

5、透明水彩描き方 人物 まとめ

さあ、今日はいかがでしたか?

絵というのは、初心者の頃はわからなかったのに、

本当に細かい部分が段々見えてくるものなのです。

ですから、初期の頃の失敗した絵も

捨てないで、取っておいてください。

これだけは、理屈を知りながら、数を描くしかないのです。。

見えてくるから、不思議なのです。。。

でも、上手になれば良いかというとそうではなく、

やはり、楽しく感動しながら描いた絵が

一番相手の心も打つものなのです。

今回は薔薇と人物を組み合わせたものを

レクチャーしました。

お顔の色の使い方。

塗り方。

そして、不透明水彩の白を

塗るということ。

これは、どの本にも書かれていません。

初公開です。

この薔薇模様を背景にして、

色々な人物を描いてみるのも、

とても良い勉強になります。。

変な顔は簡単に出来ますが、

美しい顔は

バランスが狂うと美しいお顔にはなりません。

逆に岸田劉生の「麗子像」という絵があります。

これは、ある意味、お化けのような顔に

デフォルメしたようです。

そうすることで、印象を強くして、

絶対に忘れられない絵にしたのです。

顔や人体は、デッサンが狂うと

すぐにわかります。

ですから、人物を勉強すると、

風景画も上手になるようです。

今回は、鼻や、目、口は

余り、詳しくは解説していません。

また次の機会に詳しく書きたいと思います。

では、また次回お会いしましょう。。

ABOUT US

akemiart絵描き
 文化服装学院ファッションデザイン科卒。20代の頃はファションデザイナー。和服からドレスを外国人に販売。   和服を提供したのが、パリに禅を広めた弟子丸大仙の親戚。海外の方がZenに興味を持っていることに驚く。1年西欧に滞在して哲学や宗教の大切さを痛感。  帰国し、電子式パイプオルガンの装飾などを手掛ける。音楽雑誌や新聞に紹介もされる。  結婚と同時に僧籍に入りました。密教、古神道、易の本筮法、九星、家相、手相、姓名学を学ぶ。    その後、病気を経験。  池袋メトロポリタンで、易カウンセラーとして、1万人の人生相談に乗る。  この頃、病気のお蔭で二度目の最愛の人と出会い、僧籍離脱 還俗しました。海外旅行をしながら絵を描き始める。  様々の画材で絵を描き始め、沢山の賞を頂く。  ドイツでは、ワインラベルとなって販売されている。  絵と詩のコラボも始め、自分も詩を書くようになり、メキシコでは、108人の世界の詩人たちと一緒に紹介されて本になる。